13歳のハローワーク
「13歳のハローワーク」の2003年に発売され、ベストセラーになった
幻冬舎出版の小中学生向けの職業図鑑のような本のことです。
■ 13歳のハローワークって何?
思春期の子供を対象にしており、「好奇心」や「○○好き」というところ
から職業を索引できるようにしてあるところが「13歳のハローワーク」
の他の職業図鑑とは違う特徴です。
■ 13歳のハローワークの中身
いろいろな「好き」を入口に514種類の職業が紹介されており、それぞれ
に作者である村上龍のコメントと愛らしい挿絵が添えられています。
小中学生にわかるようにとの配慮か、極力簡易な文章で職業の説明がなされて
いますが、作者の独断と偏見がかなり混じっているため、掲載されている職業
に関してはこの本では概要を知るだけに止めておくのが無難です。
■ 13歳のハローワークの良い点
世間一般によく知られている職業から、ほとんど知られていないマニアックな
職業までを幅広く網羅している点には、その調査・編集作業に頭が下がります。
社会的なステータスやお金といった観点を省いて、純粋に自分の好きを仕事に
するにはどうしたらよいかという視点を読む人に与えるのは職業選択において
新しいパラダイムを形成したともいえます。
■ 13歳のハローワークの悪い点
あまりにも多くの職業に言及しているためが、どうしても個々の職業に関する
説明が表面的な薄いものとなっている点は否めません。また職業ごとに作者の
主観がかなり、入っているため誤解しないように補足を加える必要もあるかと
思います。
■ 13歳のハローワークまとめ
13歳のハローワークは社会を構成する職業の全体構図として把握するためには
非常によい本であるため、子供達にいくつかの可能性(選択肢)を与えることに
つながります。
人生で最も長い期間である就業期間を自分の「好き」の要素を含んだ仕事に就いて
過ごすにはどうしたら良いか、またそのためにはどんな勉強をするべきかといった
ことを考えるきっかけになるのではないでしょうか?